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NIKE vs adidas

先日、ケニアのエリウド・キプチョゲがベルリンマラソンで世界記録を4年ぶりに更新した。その時に履いていたシューズがナイキのズーム ヴェイパーフライ4% フライニットだ。これは昨年、日本人トップランナーである設楽悠太大迫傑らが好タイムをたたき出した際に履いていて話題になった厚底シューズのニューモデルである。

キプチョゲより以前に世界記録を保持していたハイレ・ゲブレセラシエ(07年、08年)、パトリック・マカウ(11年)、ウィルソン・キプサング(13年)、デニス・キメット(14年)の4人はアディダスのシューズを使用。世界記録の隣には常にアディダスの存在があり、ナイキはその座を奪うことができないでいた。しかし昨年のBreaking2そして今回の世界記録の大幅な更新によってその立場は逆転したと言ってもいいだろう。

話は少しそれるが、今年のサッカーロシアワールドカップでもナイキスパイクの使用率が約63.5%とアディダスの約26.7%を大きくリード。サッカー界でもこの2大ブランドがシェア争いを繰り広げている。

今回のベルリンマラソンではナイキ契約選手のキプチョゲが世界記録を打ち立てての優勝を飾ったが、今後のアディダス契約選手の巻き返しにも期待して、この2大ブランドの争いに注目していきたい。