負けに等しいドローに終わった鹿児島戦

２０１９明治安田生命Ｊ２リーグ 第38節　甲府１－１鹿児島

待望の先制点を奪い、ここ最近、失われたものを取り戻したかと思った矢先の退場。ここから一気に試合の流れは変わり、あっという間に追いつかれた。

一人少ない不利な状況で、ゲームプランが崩れてしまったのは間違いないが、それでも今の甲府は１つでも多くの勝利を重ねていくことが必要。しかし今の甲府には、うまくいかなかった時に修正する力はない。

山形、金沢に連勝し、勢いに乗ったかに思われたが、その後の下位相手の３試合は勝利なしで勝ち点２のみ。あまりにも痛過ぎる結果だ。今季は序盤から終盤までこの繰り返しであった。２、３連勝はするものの、その後は簡単に取りこぼし、勢いを止めてしまう。チームとして成長することがないままここまで来てしまった。

プレーオフ圏内へ順位を上げるチャンスを自分達で潰してしまった甲府。残り４試合はどう戦っていくのだろうか。